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【通貨】NY為替:ドル・円は119円90銭、米雇用統計ネガティブサプライズで年内利上げ観測後退


2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円41銭まで上昇後、118円68銭まで下落し119円90銭で引けた。強い米9月雇用統計が利上げを後押しするとの思惑に、ドル買いが一時加速。しかし、雇用統計の結果が予想外のネガティブサプライズとなったため、年内の利上げ観測が大幅に後退し、ドル売りに拍車がかかった。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁のタカ派発言や株式相場の回復に伴いドルは下げ止まった。


ユーロ・ドルは、1.1152ドルから1.1319ドルへ上昇し、1.1211ドルで引けた。米国の利上げ観測後退によるドル売りで、ユーロ買いになった。ユーロ・円は、134円14銭から134円86銭へ上昇。株式相場の回復に連れてリスク回避の円買いが後退した。


ポンド・ドルは、1.5156ドルから1.5237ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9793フランから0.9647フランまで下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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