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【材料】リケンテクノス---塩化ビニル樹脂コンパウンドでトップ


リケンテクノス<4220>は創業以来培われてきた合成樹脂加工に係わる総合的な技術をベースに「コンパウンド事業(主に押出成型や射出成型に使われる材料)」「フイルム事業」「食品包材事業」の3事業を柱に国内外で事業を展開している。塩化ビニル樹脂コンパウンドでトップであり、高品質のフイルム製膜や食品包材も展開している。営業体制を製品別から市場別に改組。ベトナムで生産子会社も設立している。

2016年3月期は売上高で前期比9.9%増の1,010.0億円、経常利益で同30.5%増の53.0億円と連続増収増益の予想。コンパウンド事業ではコンパウンド事業の更なるグローバル展開、フイルム事業では抜本的な立て直しを推進する。食品包材事業で非塩ビ市場に対する塩ビ化提案を積極的に行うと共に、 商流や営業力を活かし、塩ビ市場における圧倒的主導権を握る。2016年3月期は前年比2pt増のシェア36%を目指す。

PBRは0.59倍と1倍を下回り、配当利回りは2.55%と相対的に高水準。(2015年9月28日現在)

《SF》

 提供:フィスコ

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