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【特集】ダイキアクシス Research Memo(2):住宅の水回り製品・機器の販売会社として創業


■会社概要

(1)沿革

1958年に、愛媛県松山市で住宅の水回り製品・機器の販売会社として創業した。1964年に、前身のダイキ株式会社が設立され、1969年に浄化槽の生産を開始。1978年に、ホームセンター事業に乗り出した。1993年に大証2部・広証に株式上場し、1996年に大証1部に指定、同年11月に東証1部への上場も果たしている。2003年に、ダイキは同業のホーマック(株)、(株)カーマと業務提携をした。この3社は経営統合を決め、2006年にDCMホールディングス<3050>が設立された。それに先立ってダイキはホームセンター以外の業務を、受皿会社として設立された株式会社ダイキアクシスに譲渡した。その後、ダイキアクシスは、MBO(マネジメント・バイアウト)されており、現在はダイキとの資本関係はなくなった。ただし、同社はDCMホールディングスに住宅機器関連商材を卸し、ホームセンター店舗の建築や管理を数多く実施するなどビジネス関係は続いている。

ダイキアクシス<4245>は、環境機器関連事業、住宅機器関連事業及びバイオディーゼル燃料関連事業を分割継承した。あわせて、子会社7社((株)ダイテク、(株)環境分析センター、川内ダイキ(株)、津島ダイキ(株)、福島ダイキ(株)、信州ダイキ(株)、大連大器環保設備有限公司(現:大器環保工程(大連)有限公司)を譲り受けた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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