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【材料】<後場の注目銘柄>=芝浦電子、自動車向けセンサー部品拡大

 芝浦電子<6957>は、PER10倍台、PBR0.7倍台と割安感が強く、ここからの見直し余地は十分にありそうだ。

 同社は温度センサーに使われるサーミスタの最大手。足もとは売上高の約4分の1を占める自動車向けが好調で、従来の駆動系の水温、油温、吸・排気音の検知・制御用などに加えて、最近ではハイブリッド車向け電池温度測定用や、ディーゼル車のDPF向け高温用ガラスサーミスタが拡大。中期的にもこれらが牽引役となる見通しだ。

 16年3月期は高温用ガラスサーミスタの増産に向けた先行投資負担で、営業利益は前期比6%増の20億円にとどまる見通しだが、17年3月期は2ケタ増益基調回復が期待できよう。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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