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【材料】三井不、菱地所など不動産株が買われる、空室率改善や緩和期待で業種別値上がりトップ

 三井不動産<8801>、三菱地所<8802>など大手をはじめ不動産株の上昇が目立つ。不動産セクターが業種別値上がり率でも前33業種中トップとなっている。首都圏を中心に不動産市況の回復が続いている。8月の都心5区のオフィス空室率は前月比0.17ポイント減の4.72%(三鬼商事調べ)と低下基調が鮮明であり、ビル賃貸を主力とする大手不動産にとって収益環境は一段と良化している。また、10月末の日銀の金融政策決定会合では、政府要人発言なども背景に追加緩和期待が一部で高まっており、高額案件を扱う不動産セクターにとって調達コスト面でも追い風が意識される場面だ。

三井不の株価は10時7分現在3305.5円(△52.5円)
三菱地所の株価は10時7分現在2513.0円(△33.0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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