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【市況】NY金:反発で1109.30ドル、中国、ブラジル懸念絡みで安全志向の買い再燃の見方


NY金は反発(COMEX金12月限終値:1109.30↑7.30)。1106.80ドルから1114.10ドルまで上昇した。中国の8月生産者物価の下落幅拡大やブラジルのジャンク級への格下げを受けて、世界景気への懸念が再燃したとされ、安全資産としての金の買いが優勢になったもよう。


また、この日発表の米国の8月輸入物価指数が予想以上に下落し、7月卸売在庫・卸売売上高も予想外に下落。連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測がやや弱まり、ドルが売られており、安心感や割安感による金の買いも加わった可能性。

《KK》

 提供:フィスコ

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