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【市況】米経済指標にらみ、利上げへの思惑が変動要因に


『米株式市場』

 9日のNY市場は下落。中国政府による財政政策強化の声明を受け、アジア・欧州株が全面高となった動きを受けて買いが先行。しかし16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒感が強まる中、下げに転じている。ダウ平均は239.11ドル安の16253.57、ナスダックは55.40ポイント安の4756.53。

 グローベックスの米株先物は小動きで推移している。また、欧州については総じて売り優勢の展開となっている。なお、イングランド銀行(英中央銀行)は、政策金利据え置きを発表。米国については引き続き、FOMCを控え、経済指標等の結果によって利上げへの思惑などが相場の変動要因になりそうである。経済指標では、新規失業保険申請件数(先週)、輸入物価指数(8月)、消費者信頼感指数(先週)、卸売在庫(7月)、卸売売上高(7月)などが予定されている。

《TY》

 提供:フィスコ

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