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【材料】ハイレックスが年初来安値を更新、研究開発費増加と円高を受け通期業績予想を下方修正

 ハイレックスコーポレーション<7279>が急落。売り気配で始まり、前日比350円安の3260円で寄り付くと、一時、年初来安値を更新する3195円まで急落。その後もマイナス圏で軟調な値動きとなっている。
 同社は前週末引け後、2015年10月期の通期連結業績予想の修正を発表。売上高は2369億円から2401億円に引き上げたものの、営業利益は188億4000万円から185億9000万円に、経常利益は221億円から212億5000万円に引き下げた。
 会社側では、修正の理由として、「営業利益は、研究開発費の先行投資等を含む諸経費の増加が予想され、前回予想から減少する」と想定。「経常利益は、前回予想の算出に用いた想定期末為替レートが最近の為替レートの動向から円高方向に進むものと予想されることから見直した」としている。
 14年11月から15年7月までの9カ月累計の連結決算では、売上高が前年同期比20.1%増の1803億4800万円、営業利益は同4.6%減の141億4500万円を計上している。
《MK》

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