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【材料】テクノスジャパンが大幅反発、9月17日付で東証1部に指定、期末配当は52円へ

 テクノスジャパン<3666>が大幅反発。8月31日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、9月17日付で東証2部から東証1部銘柄に指定されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買われているようだ。同社は、SAP製品を中心とした、独立系のERPの導入支援企業。16年3月期連結業績は、売上高46億1400万円(前期比12.7%増)、経常利益5億400万円(同9.2%増)を見込む。また、従来未定としていた期末一括配当を52円(前期45円)にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。
 同時に、1部指定に伴い105万4000株の売り出しと15万6000株のオーバーアロットメントによる売り出しも発表した。投資家層の拡大と株式の流動性の向上を目的としたもので、売出価格は9月7日から9日までの間のいずれかの日の終値に0.90~1.00を乗じた価格を仮条件として、需要要件などを勘案したうえで決定するとしている。

テクノスジャパンの株価は9時15分現在2891円(△193円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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