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【材料】テレ東HDが続伸、国内証券は2017年3月期以降の営業利益予想を引き下げ

 テレビ東京ホールディングス<9413>が続伸。朝方安い場面があったものの一時、前日比86円(4.2%)高の2135円まで買われている。テレ東HDについては、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が26日付でリポートをリリースしている。
 同証券は、テレ東HDに対する業績予想の見直しに伴い、目標株価を1640円から1770円へ引き上げている。ただ、同社の今後の株価パフォーマンスがカバレッジセクター内で相対的に下位となると考え、レーティング「アンダーウエート」を継続している。リポートでは、従来2016年3月期~2017年3月期は前年比営業減益が続くと予想していたものの、2016年3月期については、妖怪ウォッチ、NARUTO等のライツ収入拡大及び番組制作費削減効果を考慮し、従来の「前年比10.0%営業減益」から今回「同4.0%営業増益」に上方修正している。ただ、2017年3月期以降の営業利益予想は、テレビ広告需要低迷の長期化による放送収入予想の減額修正幅がプラス要因を上回るため、下方修正している。
《MK》

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