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【材料】フィスコが大幅続落、6月中間期営業損益は増益予想から一転して赤字で着地

 フィスコ<3807>が大幅続落。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高39億3400万円(前年同期比12.8%減)、営業損益2億3100万円の赤字(前年同期2億8300万円の黒字)、最終損益7000万円の赤字(同1億3200万円の黒字)と従来予想の営業利益3億1200万円の黒字予想から一転して赤字で着地したことが嫌気されている。主にデバイス事業で、第2四半期に発売を予定していた自動車テレマティクス分野の新製品について、顧客からの仕様変更の要求があったことで追加で開発を行ったことや、既存製品のLTE対応USBドングル1機種において不具合が発生し、ソフトウエアの書き換え作業を行ったことにより販売遅延が起こったことなどが要因としている。
 なお、15年12月通期業績予想は、売上高151億8800万円(前期比44.5%増)、営業利益17億2900万円(同5.3倍)、最終利益9億5200万円(同30.5%増)の従来予想を据え置いている。

フィスコの株価は13時57分現在339円(▼32円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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