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【材料】コニカミノルタが急反落、産業用材料・機器事業の販売減などで第1四半期大幅減益

 コニカミノルタ<4902>が急反落。6日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高2486億4300万円(前年同期比9.7%増)、営業利益100億2200万円(同30.3%減)、純利益65億9200万円(同29.6%減)と大幅減益になったことが嫌気されている。主力製品の販売増で情報機器事業およびヘルスケア事業は好調だったものの、産業用材料・機器事業の販売減が響いたほか、期前半での対ユーロの円高影響も利益を押し下げたという。また、構造改革に伴う一時的な費用や前年同期に計上された資産売却益の反動なども減益要因となったという。
 なお、16年3月期通期業績予想は売上高1兆1000億円(前期比9.7%増)、営業利益770億円(同17.1%増)、純利益500億円(同22.1%増)の従来予想を据え置いている。

コニカミノルタの株価は9時19分現在1454円(▼119円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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