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【経済】東レと上海交通大、下水処理場のコスト2割低減をパイロット実証


東レ<3402>は27日、東レの限外ろ過(UF)膜トレフィル(R)を使用した中国の下水再利用処理について、処理コストが2割削減できることをパイロット実証したと報告した。UF膜トレフィル(R)を逆浸透(RO)膜ロメンブラ(R)の前処理に適用することで、従来の砂ろ過前処理法と比較して、処理コストが削減できるという。

今回の実証は、東レのグローバル研究拠点の一つである東麗先端材料研究開発(中国)有限公司(略称:TARC)水処理研究所と連携し、華東地域最大級の蘇州下水処理場において、中国の有力学術機関である上海交通大学と共同で実施したもの。経済活動や人々の生活から毎日排出される下水の再利用は、安定した水資源として今後のさらなる活用が期待されている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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