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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「往来上放れも、肝心のNYが下放れ」


◆どちらに放れるかを注目していた日経平均だが、先週1万5500円の往来上限を突破した。1ヵ月にわたる踊り場から上放れたことで、弾みがつき31日には1万5759円の高値をつける。為替も103円と円安に振れており、「1万6000円方向」も想定されるところ。

◆だが、1月23日の窓(1万5690円)を埋め、オプション建値1万5750円にタッチしたことから目先的には達成感を募らせる可能性もある。

◆そして、日本株は「外国人次第、アメリカ次第」でもある。カギを握るNYダウは「上向き三角」を煮詰めていたが、先週、逆に下値抵抗線の1万7000ドル近辺を割り込んできた。上放れて活気を見せた日本株だが、世界の屋台骨であるNYの下放れは無視できない。

◆日米とも相場は過熱を帯びており、NY次第では調整を長引かせることも否めず、ここで変化日高値となり再びシコリを抱える可能性もある。また、取引所は株価の「銭」単位を強引に導入した。個人投資家に背を向ける愚かな取引所に希望を抱けるのだろうか…。

(7月31日 記)

「チャートブック週足集」No.1985より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ
(「株探」編集部)

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