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【市況】NY金先物週間見通し:伸び悩みか、安全逃避の金買いは増加せず


■NY金先物
安値:1,283.30ドル
高値:1,305.80ドル
終値:1,291.90ドル
前週末比(騰落率):-0.13%

■やや軟調推移、米ドル相場の上昇や株高が嫌気される

NY金先物はやや軟調に推移。対ユーロでのドル高や米国株の上昇が嫌気されたようだ。原油先物の上昇は材料視されなかった。米長期金利の反転や来年前半に金利引き上げの可能性があるとの思惑が浮上したことも金相場の反発を抑える要因となったようだ。


■伸び悩みか、安全逃避の金買いは増加せず

想定レンジ:1,240.00~1,340.00ドル

金先物は伸び悩みか。米景気回復の兆しを背景に株高が継続する可能性があることやドル相場の下げ渋りが意識されそうだ。安全資産としての金買いはやや減退するとの見方が増えている。米住宅関連指標の改善は金相場の反発を抑える一因になるとみられる。

《TN》

 提供:フィスコ

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