【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月16日記)
日経平均株価は、10日と同程度の反発場面になる場合、上値の目安が1万4119円前後になります。昨日の高値が1万4096円のため、もう少しだけ上げ余地を残している状態です。
10日と同程度の反発になるなら、本日は、午前中に価格が上値を試す動きを経過した後、午後に上値を抑えられて、明日以降、下降を開始すると考えられます。
1万3995円が市場参加者に意識されている水準で、4月14日の安値1万3885円が目先の押し目になり、しばし反発調を経過するなら、昨日は上放れた後の上げ幅が大きくなったはずです。
そうならずに上値重く推移した経緯から、昨日からの反発は、勢いの強い下げ途中の小幅調整と考えられるため、本日、上値を抑えられて、明日以降に下げるという見方が有力です。
情報提供:パワートレンド=Power Trend
(「株探」編集部)