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【市況】日経平均は229円安、寄り後は下げ幅拡大

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は229円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が600円近い上昇となったことから、目先的な利益確定売りが出やすかった。また、日経平均は38700円台に位置する25日移動平均線近辺が上値抵抗帯となるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちで東京市場の手掛かり材料となりにくかったが、米連邦準備理事会(FRB)が年後半にも利下げに転じるとの見方が広がっており、東京市場の株価を支える要因となった。また、外為市場で1ドル=154円70銭台と円相場が落ち着いた動きとなっていることも東京市場で安心感となった。さらに、主要企業の決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を広げている。

《SK》

 提供:フィスコ

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