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【市況】日経平均VIは上昇、米金利上昇や金融イベント警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+1.50(上昇率7.50%)の21.51と上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.54、安値は20.23。

昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちだったが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。海外市場で米長期金利が上昇したことに加え、明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、取引開始後も積極的な買いは見られず、日経225先物は大幅下落。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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