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大幸薬品 Research Memo(4):2019年3月期は期末普通配当15円に加え10円の特別配当を予想(増配)


■株主還元

大幸薬品<4574>は、堅実な成長性を維持する事業展開と安定的な経営体力維持のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を維持していくことを基本方針とし、連結業績も反映した配当政策としている。2019年3月期の配当予想は、年25円で期末15円の普通配当を予想していたが、3月15日に期末普通配当15円に加え、特別配当10円、合計で期末配当25円、年間配当35円に引き上げる予想を発表している。

これまで期末のみ(年1回)であった配当を、2019年3月期から年2回とした。同社の業績は感染管理事業の季節変動のため下期偏重となるが、上期においても株主還元をしっかり充実させた形だ。

2019年3月期の中間配当は10円を実施しており、期末配当と合わせて年間35円の配当となる。来期以降も、大幅な増益の場合には特別配当も期待できるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《SF》

 提供:フィスコ

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