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話題株ピックアップ【夕刊】(2):マネックスG、ドリコム、フィスコ

■東京エレクトロン <8035>  15,910円  -460 円 (-2.8%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、SUMCO<3436>など半導体関連が総じて軟調な推移を強いられている。前日の米国株市場ではNYダウが大幅続伸したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数は小幅反落、アプライドマテリアルズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体関連は売られるものも少なくなかった。東京市場でも半導体セクターは日経平均に連動しない弱い動きで、リターンリバーサル狙いの買いも限定的なものにとどまっている。

■ラクスル <4384>  3,310円  -85 円 (-2.5%)  本日終値
 ラクスル<4384>は朝高後、値を消す展開。SMBC日興証券は19日、同社株の投資評価「1」を継続した。目標株価は3510円から3520円に見直した。同社は、ネットで簡単に印刷物を注文できる印刷通販サイト「ラクスル」と、ネット上で荷主から配送依頼を受けて、運送会社の登録ドライバーとマッチングさせる「ハコベル」を運営。今年5月末に東証マザーズに新規上場している。同証券では、「企業ごとに製造機能と販売機能を持つ業界に対し、シェアリングプラットフォームを通じて需要と供給を結びつけることで、製造と販売の分離を実現させている同社のBtoBプラットフォームが多重下請け構造の産業を根本から変革するパワーを有している」と評価している。

■マネックスグループ <8698>  530円  -11 円 (-2.0%)  本日終値
 マネックスグループ<8698>やインフォテリア<3853>、リミックスポイント<3825>など仮想通貨関連株は軟調。仮想通貨交換事業会社のテックビューロ(大阪市)が運営する仮想通貨取引所「Zaif」でハッキングが発生し、仮想通貨の流出などにより約67億円の被害が発生した。これを受けテックビューロはフィスコ<3807>グループから資本提携を受け同グループの傘下に入ること検討していることが明らかになった。この日は仮想通貨取引所へのハッキング発覚を受け、仮想通貨交換会社の「コインチェック」を傘下に持つマネックスGや、テックビューロへの出資を行っているインフォテリが軟調。同じく仮想通貨取引所を運営するREMIXにも連想売りが出た。

■ケア21 <2373>  2,873円  +500 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
 19日、ケア21 <2373> [JQ]が10月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■ドリコム <3793>  706円  +100 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 ドリコム<3793>がストップ高。同社は19日取引終了後、楽天<4755>と資本業務提携を解消したことを発表、楽天が保有する同社の全株式553万2000株はバンダイナムコホールディングス<7832> にすべて売却。これによりバンナムHDは同社の第2位株主になり、ネットワークを活用した新たなプラットフォームやサービスなどで連携する。ドリコムとバンナムHDはスマートフォン向けゲームなどで協業しているが、今回の資本移動で業務面でも関係がより強化される。

■ファーストロジック <6037>  800円  +91 円 (+12.8%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 ファーストロジック<6037>が一時ストップ高。19日の取引終了後に発表した18年7月期単独決算は、売上高18億2200万円(前期比1.6%増)、営業利益6億2500万円(同25.5%減)、純利益4億7600万円(同7.3%減)となり減益だったものの、市場予想の5億円前後を上回って着地したことが好感された。「楽待」サイト会員数が12万5000人(前期比32.6%増)と順調に増加したほか、物件掲載サービス、提案サービスが伸長し増収を確保した。一方で、スルガショックによりセミナー掲載サービスが減少したほか、積極的に広告宣伝費を投入したことが利益を圧迫した。なお、19年7月期業績予想は非開示としている。

■フィスコ <3807>  264円  +24 円 (+10.0%)  本日終値
 フィスコ<3807>が急反騰。仮想通貨交換事業会社のテックビューロ(大阪市)が運営する仮想通貨取引所「Zaif」でハッキングが発生し、仮想通貨の流出などにより約67億円の被害が発生した。これを受け、フィスコは20日、グループ企業を通じてテックビューロに対する金融支援などを実施し、株式の過半数を取得する資本提携などを検討することを明らかにした。カイカ<2315>はセキュリティー向上のための技術支援を行う。この日はフィスコに買いが集まったほか、カイカも大きく値上がりした。

■三櫻工業 <6584>  781円  +65 円 (+9.1%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 三桜工業<6584>は4連騰。自動車向け配管部品を手掛けるが、電気自動車(EV)の基幹部品である2次電池分野にも積極展開している。今月に入り、米国のベンチャー企業で独自技術による全固体電池開発を手掛ける米ソリッド・パワーへ出資を発表、現行のリチウムイオン電池に続く次世代電池分野への取り組みを評価する動きが顕在化している。株価は11日の急騰時につけた高値752円を上抜いたことで一気に先高期待が高まっている。

■フライト <3753>  1,275円  +71 円 (+5.9%)  本日終値
 フライトホールディングス<3753>が大幅高、中期トレンドの上値抵抗ラインとなっていた75日移動平均線との下方カイ離を解消し1200円台前半のもみ合いを上放れる兆しを見せている。ここにきて企業のクラウド活用の動きが一段と活発化している。ビッグデータの普及と同時進行する形でデータ急増に伴うサーバーなどへのシステム投資負担の重さが企業にとっての悩みの種となっており、これがクラウド市場の急拡大につながっている。米国では時流に乗ってアマゾン・ドット・コムが業績を急成長させているが、東京市場でもその流れが投資テーマとして意識されている。同社はクラウド導入支援などのクラウドソリューションに注力しており、中期成長期待が強い。また、電子決済ソリューションも決済端末やソフト販売が好調で業績に貢献している。19年3月期は営業利益段階で前期比約4倍の2億7000万円を見込むが、20年3月期も増収効果から利益は大幅な伸びを持続するとの見方が市場では強まっている。

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