電力会社関連が株式テーマの銘柄一覧
電力は産業、日常生活の全てにおいて欠かせない基本エネルギーとなっている。着実な需要があることから、洋の東西を問わず電力株は、景気低迷期に強い下値抵抗力を発揮するディフェンシブ・ストック(防御株)として認識されてきた。また、長期負債の多さから金利低下の恩恵が大きく、金利敏感セクターの代表的存在でもあった。
しかしながら、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故以降、電力会社の事業環境は一変。電力会社に対する世論は厳しさを増し、経営の自由度は著しく低下した。そのため、日本の株式市場においては、電力株の業績や株価動向は政治に左右される面が大きくなり、ディフェンシブ・ストックや金利敏感株としての側面はかつてに比べ薄れている。
ただ、足もとでは生成AI市場の急速な広がりを受けてデータセンターの新設・増設が相次ぎ、それに伴う電力消費量の大幅な増加が見込まれることから、生成AI関連として人気が再燃しつつある。
※市場略称:「東P」:東証プライム、「東S」:東証スタンダード、「東G」:東証グロース、「東E」:東証ETF、「東EN」:東証ETN、「東R」:東証REIT、「東IF」:東証インフラファンド、「名P」:名証プレミア、「名M」:名証メイン、「名N」:名証ネクスト、「名E」:名証ETF、「札A」:札証アンビシャス、「福Q」:福証Q-Board
※名証の「プレミア」はプライム、「メイン」はスタンダード、「ネクスト」はグロースの各市場に含めて掲載しています。
※札証と福証はスタンダード、札証アンビシャスと福証Q-Boardはグロースの各市場に含めて掲載しています。
※現値ストップ高は「S」、現値ストップ安は「S」、特別買い気配は「ケ」、特別売り気配は「ケ」を表記。
※PER欄において、黒色「-」は今期予想の最終利益が非開示、赤色「-」は今期予想が最終赤字もしくは損益トントンであることを示しています。