少子化対策関連が株式テーマの銘柄一覧
厚生労働省が21年9月に発表した人口動態統計(確定数)によると、20年の出生数は84万835人と前年から2万4404人減少した。1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率は1.33と前年の1.36から低下し、15年に安倍晋三政権が目標として掲げた希望出生率1.8の実現は難しい情勢となっている。
少子化により人口が長期で減少することは経済成長に大きな負の影響を与えるだけに、少子化対策は待ったなしの政策課題。23年4月にはこども家庭庁が発足することもあり、これをきっかけに少子化対策が改めて注目されている。また、23年4月の統一地方選でも争点の一つとなりそうだ。