サンエーが小幅続伸、国内大手証券は株価の上昇余地は大きいとの見解

　サンエー<2659>が小幅に続伸。安寄りしたものの持ち直し、現在は前日終値と比べ小高い水準で推移している。

　大和証券はリポートで、同社の１６年度予想ＰＥＲは２０．６倍で、ファーストリテイリング<9983>を除く小売セクター主要企業平均の約２１倍に対し、流動性の低さや収益性の高さを考慮してレーティング「１」（買い）、目標株価６５００円を継続している。また、同社を取り巻く事業環境は良好で、具体化した大型出店が中長期の業績拡大を押し上げるとみているほか、投資は潤沢な手元流動性の取崩しで賄われるため、資本効率の改善にも寄与する見通しと解説。株価の上昇余地は大きいとの見解を示している。
《ＭＫ》

株探ニュース