ＩＸナレッジ Research Memo（7）：安定配当が基本方針、今年度も5月から自社株買いを開始

■株主還元

アイエックス・ナレッジ<9753>では、株主還元に関して経済環境の変動が激しいことから、安定配当を第一とし、業績や将来の見通し、配当性向、配当利回り等を総合的に勘案し配当を決定する方針。この方針に従い、2017年3月期は1株当たり配当金10円、配当性向25.8%であった。2018年3月も同様に1株当たり配当金は10円、配当性向は21.9%を予想する。

同社は、事業規模との対比において発行済株式数が依然として多いと考えていることに加え、さらなる企業価値の向上を図るため、自社株買いを継続的に実施している。2017年3月期については、第1四半期決算発表時（2016年7月29日）に300千株※1を上限（取得価額100百万円を上限）とする自社株買い（取得期間8月1日から12月20日まで）を発表し、2016年11月16日までに予定数の300千株を取得（取得価額97百万円）した。2018年3月期においても、2017年5月17日に300千株※2を上限（取得価額100百万円を上限）とする自社株買い（取得期間5月18日から12月22日まで）を行うことを発表した。

※1 自己株式を除く発行済株式数に占める割合2.81%（発表時）
※2 自己株式を除く発行済株式数に占める割合2.89%（発表時）

（執筆：フィスコ客員アナリスト　角田 秀夫）

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