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9706 日本空港ビルデング

東証P
5,594円
前日比
+39
+0.70%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
34.3 3.23 0.89 22.89
時価総額 5,211億円
比較される銘柄
空港施設, 
菱地所, 
三井不
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 日本空港ビル


●日本空港ビル <9706>  【目標株価】9000円(22日終値6241円)

「中国からの訪日需要に依存せず業績拡大」

 日本空港ビルデング <9706> [東証P]は下値拾いの好機と考えたい。同社は羽田空港国内・国際ターミナルビルの家主で、家賃や施設利用収入のほか、羽田と成田の免税店 運営が主な収入源。コロナ禍からの国際的な人流の回復を背景に第1四半期(4-6月)連結営業利益は55億2000万円(前年同期62億100万円の赤字)となり、上期計画の同96億円に対する進捗も順調だが、足もとでは中国からの訪日客数の回復の遅れを警戒する声もある。

 ただ、中国からの訪日需要に過度に依存しない形で業績を伸ばしている点を株式市場は評価不足で、特に羽田空港の免税店事業を中心とする物品販売業の購買単価の上昇、施設管理運営業における費用抑制効果などを考慮すると24年3月期通期の営業利益予想190億円(前期105億7900万円の赤字)は上振れの可能性が十分にある。

 株価は、8月14日につけた年初来高値7488円をピークに調整しているが、2月15日につけた年初来安値6100円に接近してきたことで調整一巡感も感じられる。ここからの本格反騰へ期待したい。

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