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9414 日本BS放送

東証S
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日本BS放送---3Q増収、非放送分野の事業開発や4月改編に伴うコンテンツの充実に加え、効果的な広告宣伝を実施


日本BS放送<9414>は7日、2023年8月期第3四半期(22年9月-23年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%増の91.13億円、営業利益が同16.2%減の16.16億円、経常利益が同16.3%減の16.15億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同15.5%減の11.00億円となった。

レギュラー番組について、4月改編では、「速報ニュース インサイドOUT」の開始時間を統一し、より視聴しやすい編成とした。また、新たに火曜と木曜の18時から「ドラマアンソロジー」枠を新設し連続視聴可能な編成にする等、コンテンツの充実と、より視聴しやすい編成に努めた。

特別番組について、BS11開局15周年特別番組として、「アートミステリー 国立西洋美術館誕生秘話~モネを救え!~」、数々の宇宙産業を紹介した「宇宙のはなしをしよう!」を3月に放送した。スポーツジャンルでは、「亀の恩返し~亀田興毅 ボクシング3150(サイコウ)への挑戦~」、女子ソフトボールリーグの開幕節「JDリーグ2023 第1節 ビックカメラ高崎VS日立」の試合及び情報番組「Wow!JDリーグ」を放送した。また、男子プロバスケットボールリーグの年間チャンピオンシップ戦を特集した「Be a booster ! B.LEAGUE CHAMPIONSHIP2022-23」を放送し、多くの反響があった。

アニメ関連事業について、「ANIME+」枠、「アニメプラス」枠の「BS11ガンダムアワー」、「キッズアニメ∞(むげんだい)」枠(3月で放送終了)では、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を、毎クール約40タイトル放送している。アニメソング番組「Anison Days」は、BS11開局15周年特別イベントとして「Anison Days Festival 2023」を3月に開催し、5月に4週にわたって番組内でも放送した。また、「AnimeJapan2023」へのブース出展や、とちぎテレビ主催の「とちてれ☆アニメフェスタ」に協賛し、それぞれ声優を招いてトークイベントを実施した。

配信コンテンツについて、重点施策の「コンテンツ力の強化」、「コンテンツの有効活用による価値最大化」、「『非放送分野』の拡大」を目的とし、独自の動画配信サイト「BS11+(プラス)」のサービスメニューのリニューアルと、オリジナルコンテンツの拡充、配信プラットフォームの拡大を行った。BS11+では、ジャンルごとにあった見放題プランを全番組見放題プランに統一し価格を見直した。

その他事業・マルチ展開施策等について、重点施策の「『非放送分野』の拡大」、「セールスメニューの開発強化」を目的とし、様々な取り組みを行っている。リアルイベント・生配信・アーカイブ配信・特別番組放送とマルチに展開し、前回大好評だった企画の第2弾「貴公子たちの音楽会Vol.2~春(スプリング)~」を実施した。セールス面においては、新たに「BS11営業サイト」を開設し、広告主・広告会社向けにレギュラー番組、特別番組、アニメスポット企画等の情報をより早く、幅広く届けられる体制を整えた。

2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の125.00億円、営業利益が同24.4%減の18.10億円、経常利益が同24.4%減の18.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.5%減の12.55億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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