2021年08月24日09時37分 海運株の物色人気が際立つ、郵船は業績変貌でPER2倍台、配当利回り8%台 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>の大手3社をはじめNSユナイテッド海運<9110>、明治海運<9115>、乾汽船<9308>など海運株が全面高。全体相場は戻り局面にあるが、そのなかで海運株は業種別上昇率で5%近くに達し、33業種の中でも物色人気が際立っている。コンテナ船市況の高騰で、大手海運の業績変貌ぶりが注目を集めており、例えば郵船はPER2倍台、配当利回り8.8%前後と株価指標面では“常識外”の安値圏にある。23年3月期の業績悪化の可能性が一方的な買いを躊躇させているが、押し目買い需要は強い。 出所:MINKABU PRESS