<注目銘柄>=シルバライフ、高齢者向け配食サービス堅調
シルバーライフ<9262>は3月19日安値1324円を底に反発基調にあるが、年初来高値2980円からの下落に対しての戻り率は半値に満たず、見直し余地は大きい。
同社は、主に高齢者の個人宅向け配食サービスとして、「まごころ弁当」「配食のふれ愛」をフランチャイズ展開。高齢者人口や一人暮らし高齢者世帯の増加を背景に市場が拡大傾向にあるうえ、20年1月末時点で768店舗と業界トップクラスのフランチャイズ店舗網を有し、個人宅それぞれに強力なラストワンマイルがある点が成長を牽引。更に多品種ランダム生産に対応した自社工場により、高いコスト競争力も発揮している。
3月11日に発表した第2四半期累計(19年8月~20年1月)単独決算は、認知度向上に向けた積極的な広告展開を行ったことなどが利益を圧迫し、営業利益は4億1100万円(前年同期比5.0%減)だったが、20年7月期は効率化の進展で営業利益は9億9000万円(同11.8%増)を見込む。冷凍弁当の直接販売など、中期成長を牽引することが期待される事業が育ちつつある点にも注目したい。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、主に高齢者の個人宅向け配食サービスとして、「まごころ弁当」「配食のふれ愛」をフランチャイズ展開。高齢者人口や一人暮らし高齢者世帯の増加を背景に市場が拡大傾向にあるうえ、20年1月末時点で768店舗と業界トップクラスのフランチャイズ店舗網を有し、個人宅それぞれに強力なラストワンマイルがある点が成長を牽引。更に多品種ランダム生産に対応した自社工場により、高いコスト競争力も発揮している。
3月11日に発表した第2四半期累計(19年8月~20年1月)単独決算は、認知度向上に向けた積極的な広告展開を行ったことなどが利益を圧迫し、営業利益は4億1100万円(前年同期比5.0%減)だったが、20年7月期は効率化の進展で営業利益は9億9000万円(同11.8%増)を見込む。冷凍弁当の直接販売など、中期成長を牽引することが期待される事業が育ちつつある点にも注目したい。(温羅)
出所:MINKABU PRESS