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9029 ヒガシトゥエンティワン

東証S
1,272円
前日比
+4
+0.32%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.6 1.42 2.67
時価総額 169億円
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決算発表予定日

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ヒガシ21 Research Memo(7):2024年3月期増収増益予想、会社予想は保守的で上振れの可能性が高い


■今後の見通し

● 2024年3月期連結業績予想の概要
ヒガシトゥエンティワン<9029>の2024年3月期の連結業績予想は、売上高が2023年3月期比3.4%増の36,000百万円、営業利益が同4.8%増の2,000百万円、経常利益が同3.6%増の2,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の1,320百万円としている。積極的な業容拡大戦略で増収増益予想としている。なお上期については、売上高が前年同期比9.2%増の17,800百万円と増収だが、営業利益が同5.0%減の850百万円、経常利益が同6.7%減の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.2%減の550百万円の減益予想としている。上期は、2023年4月の大型3PLセンター開設(北大阪ロジスティクスセンター、流山ロジスティクスセンター・流山IIロジスティクスセンター、鳴尾浜ロジスティクスセンター)に係る初期投資負担などを考慮している。

通期ベースでは、オフィスサービス事業における前期の大型案件の反動減などがあるが、大型3PLセンター開設後の安定稼働や旅人の通期連結(前期は下期連結)なども寄与して増収を見込んでいる。利益面では、オフィスサービス事業における前期の大型案件の反動減、大型3PLセンター開設に係る初期投資負担、子会社化した旅人に係るのれん償却、さらに成長に向けた継続的な人材投資による費用増加などの影響があるが、増収効果や業務効率化等による既存事業の利益率改善進展に加え、前期に発生したイシカワコーポレーションの倉庫集約費用の剥落なども寄与して増益予想としている。会社予想は小幅増収増益にとどまるとしているが、全体として保守的な印象が強く、弊社では上振れの可能性が高いと考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

 提供:フィスコ

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