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三菱UFJなど銀行株が軟調、欧米金融株安と長期金利の上昇一服で

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日続落。下落率は一時3%を超えた。8日の欧米市場での金融株安の流れが波及した。9日の円債市場で新発10年債利回り(長期金利)が0.6%を下回る水準に低下するなど、金利上昇の流れが一服したとあって、利ザヤ改善期待が後退したと受け止めた売りも銀行株の重荷となっている。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>やみずほフィナンシャルグループ<8411>が軟調。ふくおかフィナンシャルグループ<8354>や京都銀行<8369>も安く、東証の業種別指数で銀行業の下落率は2%を超えた。

 欧州市場ではイタリア政府が銀行への課税強化を決定し、同国の銀行株が急落した。格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国の一部地方銀行を格下げしたことも米国市場で金融株の売りを促す要因となった。更に、日本国内では前日の30年債入札が順調な結果となったのを機に債券需給に対する不安が後退。世界的に投資家のリスク許容度が低下するなか、安全資産と位置付けられる国債に資金をシフトする流れとなっており、長期金利に低下圧力(債券価格に上昇圧力)が掛かっている。

出所:MINKABU PRESS

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