三菱UFJが売り物こなし頑強、買い戻し一巡で上値にも重さ
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>は売り買い交錯も頑強な値動きでプラス圏を確保、3日続伸となった。マイナス金利導入に伴う収益圧迫懸念を背景に2月以降は大幅な調整を余儀なくされたが、下落過程では海外ヘッジファンドなどによる空売りによる影響も大きかったとみられる。目先はそのショートカバーが入り、前日は売買代金を大きく膨らませて大幅続伸と流れの変化を印象づけた。
もっとも、マイナス金利導入で先行する欧州の例では金融機関への収益ダメージは大きく、直近のドイツ銀の決算などにも色濃く反映された。それだけに、市場では機関投資家の実需買いは続かないとの見方もあるようだ。きょうは、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>も売り物をこなし強含みに推移しているが、空売り買い戻し一巡後は上値も重く、投資家の気迷いを暗示している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
もっとも、マイナス金利導入で先行する欧州の例では金融機関への収益ダメージは大きく、直近のドイツ銀の決算などにも色濃く反映された。それだけに、市場では機関投資家の実需買いは続かないとの見方もあるようだ。きょうは、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>も売り物をこなし強含みに推移しているが、空売り買い戻し一巡後は上値も重く、投資家の気迷いを暗示している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)