三菱UFJの下値模索続く、日銀の金融緩和姿勢継続で売り圧力高まる
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が続落。4月下旬以降下げ足を強めており、きょうは531円20銭まで売り込まれ、年初来安値更新まであと5円強に迫った。米中摩擦が再び警戒されるなか、世界的にリスクオフのムードが強まっている。米長期金利も再び低下傾向にあるなか、米国株市場ではJPモルガンやシティーグループなど大手金融株が利益確定売りに押される展開でその影響を受けている。メガバンクは日銀の政策スタンスもネガティブ材料。日銀はきょう公表された議事要旨で強力な金融緩和姿勢を息長く継続する構えを示しており、同社株にとっては改めて逆風環境が意識されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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