貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8291 日産東HD

東証S
543円
前日比
-1
-0.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.2 0.66 4.05 37.20
時価総額 362億円
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日産東HD Research Memo(6):企業理念を刷新し、事業成長に向けた取り組みを実行


■中期経営計画

1. 企業理念
「CASE」や「Maas」の考え方が広がるとともに、カーボンニュートラルに対する社会全般の意識や、所有からカーシェアやカーリースなどへと動く顧客の自動車に対する考え方、店頭からオンラインへという顧客の購買プロセス、人口減少や多様な働き方など、日産東京販売ホールディングス<8291>を取り巻く事業環境が変化の速度を上げている。これに対して同社は、EVやEV周辺商品の普及によるカーボンニュートラル社会実現への貢献、個人リースのノウハウを活かした販売や店舗ネットワークや試乗車を活かしたモビリティ事業の開発、リアルとデジタルを融合しブランド体験を促進する店舗ネットワークづくり、働き方改革や生産性向上に向けた業務・運営体制の改善とDXなどを取り組むべき課題として挙げている。

こうした課題の解消に加え、移動の楽しみや安心・安全・快適な運転といった普遍的価値を提供し続けるため、同社は新たな企業理念「モビリティの進化を加速させ、新しい時代を切りひらく 笑顔あふれる未来のために、わたしたちは走り続ける」を掲げた。企業理念の実現へ向けて、お客さまを笑顔に・働く仲間も笑顔に・チームワーク・プロフェッショナル・チャレンジ・考えながら動く・社会的責任という8つの価値観を重視するとともに、長期視点に立ったサステナブル経営に向けて、気候変動への対応・安心・安全な社会の実現・人権の尊重と人的資本の充実・地域社会への貢献という4つのマテリアリティを特定し対処していく方針である。こうした取り組みを着実に実行していくための通過点として、同社は4ヵ年の中期経営計画(2024年3月期~2027年3月期)を策定した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SI》

 提供:フィスコ

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