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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8029 ルックホールディングス

東証S
2,950円
前日比
-3
-0.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.7 0.63 3.39 3.81
時価総額 229億円
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決算発表予定日

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<動意株・11日>(大引け)=日本通信、ルックHD、MSジャパンなど(その1)

 日本通信<9424>=商い膨らませ急動意。出来高流動性の高い低位材料株の強みを存分に発揮している。仮想移動体通信事業者(MVNO)の草分けで業績は長らく苦戦を強いられていたが、前期を境に急速に回復歩調をたどっている。MVNOは低価格帯へのニーズを取り込み個人向け契約件数を大きく伸ばしているほか、法人向け需要の開拓も収益向上に寄与している。10日取引終了後に発表した23年3月期上期(22年4~9月)決算は営業利益が前年同期比5.6倍の2億9300万円と大幅な伸びを達成、これが個人投資家を中心とした短期資金の食指を動かした。23年3月期業績予想については未開示ながら、22年3月期通期の営業利益が2億7900万円であり、今期は既に上期時点で既にそれを上回っている。

 ルックホールディングス<8029>=急伸し年初来高値更新。10日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を530億円から535億円へ、営業利益を34億円から38億円へ、純利益を24億円から29億円へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を50円から60円へ引き上げたことが好感されている。会計基準の変更に伴い対前期増減率はないものの、海外事業で韓国子会社のインポートブランド販売が好調に推移していることに加えて、行動規制の緩和に伴い7月以降、店舗での夏物販売が順調に推移していることなどが寄与する。なお、第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高392億4400万円、営業利益27億4800万円、純利益23億300万円だった。

 MS-Japan<6539>=ストップ高。同社は10日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比15.8%増の8億9900万円となり、従来予想の8億5200万円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同14.6%増の21億2400万円で着地。主力の人材紹介事業が堅調だったほか、メディア事業が伸長したことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高44億1200万円(前期比17.4%増)、営業利益17億8900万円(同13.5%増)とする従来見通しを据え置いている。また、あわせて期末一括配当を従来計画比33円増額の48円(前期は15円)にすると発表。3カ年の中期経営計画も公表しており、最終年度となる25年3月期の数値目標として売上高61億3100万円、営業利益25億7300万円を掲げている。

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