アシックスが下方修正を発表、ブラジル子会社の原価率上昇や国内構造改革の一時的損失計上が響く

　アシックス<7936>は１７日引け後、１５年１２月期通期業績予想の下方修正を発表。連結売上高は４２３０億円から４２９０億円に引き上げたものの、営業利益は３３０億円から３１０億円に、当期純利益は２１０億円から１３０億円に引き下げている。
　営業利益については、主にブラジル子会社において仕入コストにかかる為替の影響を主な要因とする原価率の上昇があり、当期純利益に関しては、経常利益の減少や国内事業の構造改革のための一時的な損失計上などにより前回発表予想を下回ることとなった。
《ＭＫ》

株探ニュース


最終更新日：2015年09月18日 15時00分