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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7420 佐鳥電機

東証P
2,249円
前日比
+4
+0.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.4 0.99 3.56 50.96
時価総額 404億円
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<動意株・20日>(大引け)=佐鳥電機、グリー、アサヒ陶など

 佐鳥電機<7420>=上昇加速で連日の昨年来高値更新。同社は半導体・電子部品の専門商社。半導体製造装置用の制御機器や高機能化が進む自動車向けに車載センサー用ICなどが好調で収益を牽引している。世界市場への展開で業界を先駆しており、米国をはじめとする世界的な半導体生産能力増強の流れを捉え、アジアや欧米企業への積極的なアプローチで顧客基盤を広げている。業績面では、前22年5月期の営業利益は前の期比3倍近い急拡大を果たしたが、続く23年5月期も前期比で4割を超える伸びを見込んでいる。足もとPBRは0.7倍前後、配当利回りは3%台後半と株価指標面では割安感があり、これを意識した買いが向かっている。

 グリー<3632>=急動意。Vチューバーグループ「ホロライブ」を運営するカバー<5253>が17日、東京証券取引所からグロース市場への新規上場を承認されたと発表した。これが刺激材料となり、持ち分法適用関連会社のファンドがカバーに出資しているグリーに物色の矛先が向かっているようだ。グループ会社を通じて同じくカバーに出資しているIMAGICA GROUP<6879>も高い。

 アサヒ衛陶<5341>=大幅反発、昨年来高値に急接近。前週末17日の取引終了後、テンフィールズファクトリー(京都府精華町)とEVスタンド機器に関する課金システムの共同開発と拡販で業務提携したと発表しており、好材料視されている。同社は、中国の迅捷能源が製造するEVスタンド機器などの日本市場における独占販売権を有してEVスタンド機器などの販売事業を行っているが、今回の提携により、双方の製品を提供し合うことにより、より市場性が高く、製品精度の高い製品の提供が可能になると判断したという。なお、同件による業績への影響は軽微としている。

 セキュア<4264>=連続ストップ高で株高に弾み。同社はきょう、自社が提供している監視カメラシステムや入退室管理システムなどのセキュリティーソリューションの累計導入社数が8000社を突破したと発表しており、株価の刺激材料となっているようだ。なお、同社は人工知能(AI)を活用した店舗ソリューションを開発・提供する米スタートアップのAiFi(アイファイ)と無人店舗ソリューションの展開に向けて業務提携したと16日に発表。これが材料視され、前週末17日にはストップ高をつけていた。

 東京通信<7359>=上値指向鮮明でストップ高。同社はスマホアプリの開発・運用を手掛け、メタバースやGameFi(ゲームファイ)など新分野に注力していることで投資家からの注目度が高い。13日に発表した今23年12月期見通しは引き続き増収基調を継続するとともに、営業利益ベースで黒字転換を予想。これを受け、同社株は上昇を続けている。前週末17日には銀座の街をバーチャル化した「AMIZA CITY GINZA」のα版が完成したと発表しており、きょうはこれを材料視した買いも入っているようだ。

 ランサーズ<4484>=物色人気に大幅3日続伸。この日の寄り前、子会社MENTAが運営する、さまざまなプロに直接相談できるメンターマッチングサービス「MENTA」が、「ChatGPT」との連携を開始したと発表しており、好材料視されている。「ChatGPT」で利用されている言語モデル「GPT-3」を活用し、メンター(教える側)が出品時にプラン内容を作成する際、アシストする機能を新たにリリースした。同機能のリリースによって、メンターがプランを作成する際にスキルや経歴、相談を受けられることを箇条書きで書くだけでプラン内容を提案できるようになるという。また、ランサーズが運営する「Lancers」でも、個人のスキルを商品化できる「パッケージ方式」で「ChatGPT」を活用したスキルの出品を開始したとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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