信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7374 コンフインタ

東証G
1,587円
前日比
+13
+0.83%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.6 1.84 3.47
時価総額 106億円
比較される銘柄
TWOST, 
イントループ, 
パソナG
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

コンフィデンス---22年3月期は2ケタ増収増益、人材事業が好調に推移


コンフィデンス<7374>は12日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.0%増の44.25億円、営業利益が同23.3%増の7.45億円、経常利益が同22.3%増の7.37億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.9%増の5.30億円となった。

人材事業の売上高は前期比24.5%増の43.53億円、セグメント利益は同24.4%増の11.66億円となった。人材派遣事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大が継続している中でもゲーム会社のクリエイター需要は継続しており、新規取引先の開拓に加え、既存取引先の部署別・タイトル別開拓を行うことにより、受注案件数を拡大している。クリエイターの採用においても、求職者のニーズを的確に捉えることでゲーム会社からの需要に応えられるクリエイターを採用することが出来ているようだ。その結果、配属者数は前年度末から順調に増加しており、またクリエイターの稼働率は高い水準で推移している。人材紹介事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大による巣籠もり需要によって、ゲーム業界の人材需要は高まっており求人数は増加傾向にある。しかし、リモートワーク中心の就業状況が続いているため、オンラインでのコミュニケーションによる就業が可能な人材を求める傾向にあり、求人企業が求める求職者に対するハードルが高まっている。これらを背景に、紹介人数の実績は伸び悩んでいる状況にあるようだ。ゲーム業界と親和性が高いとされるWeb3.0やメタバース関連の人材についても対象を拡げていくいことで紹介人数の増加を図っていくことが想定される。

メディア事業の売上高は前期比6.6%増の0.77億円、セグメント利益は同3.1%増の0.13億円となった。女性向けメディア「Lovely」は、ページビュー数は減少傾向で推移していることやページビュー数当たりの単価が下落していることを要因にアドネットワーク広告による売上高が低迷している。また、2021年3月に立ち上げた占いメディア「Plush」は、ページビュー数は拡大しているが、規模が小さく売上への寄与度は限定的なものとなっている。現在は、ゲームタイトルのプロモーション受託案件の増加を図り、ゲーム会社からの引き合いが増加しているため、「Lovely」の運営に加えて、プロモーション受託案件に注力することで売上拡大を図っている。

2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比17.5%増の52.00億円、営業利益は同14.0%増の8.50億円、経常利益は同14.9%増の8.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同10.3%増の5.85億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均