貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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7224 新明和工業

東証P
1,176円
前日比
+9
+0.77%
PTS
1,181円
22:03 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 0.76 3.83 28.14
時価総額 823億円
比較される銘柄
極東開発, 
川重, 
ジャムコ
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 新明和


●新明和 <7224>  【目標株価】1600円(19日終値1193円)

「受注残積み上がり政府防衛費増額の恩恵も」

 新明和工業 <7224> [東証P]は200日移動平均線を下回る価格帯で推移しているが、受注残高は高水準で来期以降の業績拡大が期待でき、割安感も強い。24年3月期の売上高は前期比17.7%増の2650億円、営業利益は同29.1%増の120億円とともに2ケタの伸びを計画。最終利益こそ微減益の見通しとなっているが、9月中間期決算の発表にあわせ、今期の受注高の見通しを40億円増額し前期比2.9%増の2750億円に修正した。また、受注残高は第2四半期(7-9月)末の時点で2692億円と過去最高の水準となっている。

 受注高の計画上振れの主役となったのは、主力の特装車部門での林業用機械と、環境関連事業だが、政府が防衛予算の増額に動くなかにあって、中期的には航空機部門での受注拡大による業績押し上げ効果が十分に期待できる環境にある。更に、国土強靱化計画の推進に伴い、豪雨・浸水対策を強化するための同社製ポンプの設置需要の拡大が見込まれるほか、韓国のグループ会社が手掛ける車載用電池製造工程向けの真空乾燥装置も、EV(電気自動車)普及の恩恵を享受すると考えられる。

 PBR(株価純資産倍率)は0.77倍にとどまっており、下値では1倍を上回る水準への是正を期待した買いを集めやすい。年始からの全体相場のパフォーマンスと比較して出遅れ感は否めず、反騰に向けた前提条件が整った状況にあると言える。


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