ファナックが急落、23年3月期業績予想の下方修正を嫌気
ファナック<6954>が急落。株価は2万円を割り込み、3月につけた年初来安値に接近した。27日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算の発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、今期の最終利益の見通しを1669億円から前期比2.7%増の1595億円に引き下げた。売上高は8257億円から同9.9%増の8057億円に、営業利益予想は1984億円から前期比で微減の1817億円に下方修正した。営業利益は増益予想から一転して減益を計画。これらをネガティブ視した売りが膨らんだ。
中国経済の先行きに不透明感が強まるなか、ファクトリー・オートメーション(FA)やロボマシンの需要減速が見込まれるという。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比18.4%増の4161億2800万円、営業利益が同微増の946億7100万円、最終利益が同7.1%増の842億1400万円だった。7~9月期の受注高は2170億円と4~6月期に比べ7.3%減少した。
出所:MINKABU PRESS
中国経済の先行きに不透明感が強まるなか、ファクトリー・オートメーション(FA)やロボマシンの需要減速が見込まれるという。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比18.4%増の4161億2800万円、営業利益が同微増の946億7100万円、最終利益が同7.1%増の842億1400万円だった。7~9月期の受注高は2170億円と4~6月期に比べ7.3%減少した。
出所:MINKABU PRESS