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2016年06月10日16時59分

ヘリオステクノ Research Memo(1):製造装置事業をけん引役に、好調な業績が続く


ヘリオス テクノ ホールディング<6927>は旧フェニックス電機(株)が経営統合や事業譲受などを経て、2009年に社名変更して誕生した。会社分割によって現在は純粋持ち株会社となっており、傘下の事業会社において、ランプ事業、製造装置事業、検査装置事業及び人材サービス事業の4つの事業を展開している。

2016年3月期は前期比大幅増収増益で着地した。売上高が前期比73.9%増となった理由は、プラント(中古装置の移設)案件において1件で11,700百万円の大型案件が計上されたことによる。営業利益が同38.8%増となった理由は、前述のプラント大型案件に加え、製造装置事業において高採算案件の収益計上があったことによる。

2017年3月期について同社は、大型案件や高採算案件の反動減により、前期比減収減益を計画している。弊社では、売上高の減収は避けられないにせよ、営業利益においては前期比並みもしくは増益となる可能性もあるとみている。そう考える要因は、増収効果とプロダクトミクスの改善だ。大型案件を除いて比較すると、2017年3月期は実質的に3,700百万円の増収となる。この内容は配向膜製造装置、露光装置用光源ユニット(MLS)、メンテナンス・改修工事などとなっている。これらはいずれも、同社の中で平均よりも高い利益率の製品・サービスであり、これらの貢献で前期の特殊要因を埋め合わせることは可能だと弊社ではみている。

同社の収益源となっている配向膜製造装置やMLSはいずれも、中国におけるテレビ用液晶パネルを主な最終需要先として、足元の需要は好調が続いている。しかし、2、3年後の需要ピークアウト、主役交代に向けて、同社は新製品開発や新用途開発を急いでいる。今後期待が高まるのは有機EL製造装置への進出だ。MLSについてもUV技術を活用して有機ELフォトマスクやプリント配線板の製造装置市場のへ横展開を目指しているところだ。今後の展開が大いに注目される。

■Check Point
・16/3期は2ケタの増収増益で着地
・フレキソ印刷機、プラント、新規装置(HRP)、その他の4つからなる
・今期もフレキソ印刷機とMLSは好調が続く

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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