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6772 東京コスモス電機

東証S
4,000円
前日比
+20
+0.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.0 0.82 2.38
時価総額 63.3億円
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決算発表予定日

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<動意株・22日>(前引け)=コスモス、日理化、ディスコ

 東京コスモス電機<6772>=4日続伸で75日移動平均線を上放れる。同社は可変抵抗器を主力に自動車向けセンサーなども手掛けるが、製品値上げ効果もあり、収益の回復が急となっている。21日取引終了後に22年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の7億円から8億円(前の期実績4800万円)に増額した。また、経常利益については6億円から8億5000万円(同2億100万円)に修正しており、これは2004年3月期に達成した7億3100万円を18期ぶりに上回り、過去最高更新の見通しとなる。これがポジティブサプライズとなり、株価を強く刺激する格好となった。

 新日本理化<4406>=大幅高。21日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表。売上高を310億円から323億5800万円(前の期比32.4%増)へ、営業利益を7億円から12億600万円(同4.2倍)へ増額しており、これを好感した買いが膨らんでいるようだ。食品・医薬品向け添加剤や日用品向けの結晶核剤が堅調に推移したことが業績を押し上げる。また、原料価格の高騰を受けて製品価格の見直しを行ったことも寄与する。あわせて、保有する遊休資産の減損損失計上を発表しており、これに伴って純利益見通しについては従来予想の6億円から未定(前の期5億100万円)に変更した。

 ディスコ<6146>=続伸。前日の米国株市場で半導体関連が売られ、きょうの東京市場でもその流れを引き継ぐ形となっているが、同社株はこれに逆行している。21日取引終了後に発表した22年3月期の決算は営業利益が前の期比72%増の915億1300万円と急拡大、これを評価する買いが優勢となっている。旺盛な半導体設備投資の動きを背景に、ウエハー切断装置などをはじめとする半導体製造装置の需要が高水準で収益を押し上げている。好業績を背景に年間配当も808円(前の期実績は677円)と大幅増配を発表、これは従来計画の717円から91円の上乗せとなっている。これを評価する形で投資資金を引き寄せている。なお、23年3月期通期の業績予想は開示していないが、22年4~6月期については、前年同期比44%増の222億円を見込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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