貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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6758 ソニーグループ

東証P
13,355円
前日比
+25
+0.19%
PTS
13,353.5円
13:38 03/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 2.24 0.64 17.52
時価総額 168,438億円
比較される銘柄
パナHD, 
任天堂, 
シャープ

銘柄ニュース

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本日の注目個別銘柄:国際帝石、安川電機、津田駒など


<6758> ソニー 2454 -212.5
下げ目立つ。今週初は比較的堅調な動きが目立っていたが、ルネサス買収に伴うファイナンス懸念の後退なども背景にあったと見られる。本日はこうした買い戻し一巡感から、戻り売り圧力も強まる形に。また、シティグループ証券では、セクターのプレビューレポートをリリース。同社の10-12月期営業利益は1000億円としており、市場予想との比較で低水準なことを懸念視する声も。ほか、クレディ・スイス証券(CS)では、イメージセンサの2016年の展望として、イメージセンサ市場は成熟期を迎えており、数量成長は継続するが、価格下落で金額成長率は鈍化の見通しともしている。

<9984> ソフトバンクG 4692 -354
大幅続落。スプリント株の下落が引き続き弱材料視される形に。スプリントは先週末に10%安になったのに続き、前日も8%の下落となり、同社株の重しになっている。また、方向性は織り込まれているものの、携帯「実質ゼロ円」撤廃に伴う今後の通信料金引き下げの流れなども警戒材料に。

<2193> クックパッド 1683 -500
ストップ安。創業者で大株主の佐野取締役から、全取締役の交代を求める株主提案を受けたと発表している。多角化などを巡る路線の対立が背景のようだ。同社の場合、多角化戦略への期待感なども高バリュエーションの一因になっていたとみられ、先行き不透明感の高まりから換金売り圧力が一気に強まる状況となっている。

<9062> 日本通運 515 -10
地合い悪化に伸び悩んだが、朝方は買い優勢。4-12月期営業利益は前年同期比12%増の390億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。4-12月期としては9年ぶりの最高益になるようだ。市場予想は10億円程度上回っており、ポジティブに捉えられる形に。売上高は想定線も原油市況下落に伴う燃料価格の下落が収益上振れにつながったもよう。なお、通期計画は従来予想を据え置く公算などとされている。

<1605> 国際帝石 935.2 -61.9
大幅反落。原油市況の下落を受けて、原油相場と最も連動性が高いとされる同社には売り圧力も強まる展開になっている。前日のNY原油市況は前日比3.3%の大幅下落で28.5ドル台まで、イラク産原油の輸出解禁に伴う一段の需給悪化懸念、IEAによる16年も供給過剰状態が続くとの見通しなどが売り材料視されている。原油市況は時間外取引でも一時27.5ドル台にまで一段安の展開になっている。

<2124> JACリクルート 877 +44
大幅続伸。前日に発表した12月の月次動向が買い材料視されている。前年同月比28%増となり、前12月期を通して4月に続く高い伸びとなっている。前12月期の売上高計画は大きく上振れた可能性が高く、収益見通しの上方修正期待などにもつながっているようだ。なお、前12月期の月次売上高は年間通して2ケタ増が続く格好になっている。

<6506> 安川電機 1377 -81
売り優勢。本日、主力銘柄の先陣を切って10-12月期の決算発表を予定している。上半期決算は市場予想を上振れる着地となり、その後の株価上昇につながっていったが、本日は地合いの悪化もあって期待感は高まっていない。10-12月期営業利益の市場予想は80億円強で、第3四半期累計では270億円程度とみられる。ちなみに、先に投資判断を格上げしたゴールドマン・サックス証券(GS)では10-12月期78億円と予想していた。

<6217> 津田駒 110 +4
買い優勢。前日に前11月期の決算を発表している。実績営業損益は2.7億円の赤字決算となったものの、先に下方修正済みでネガティブなインパクトは限定的。一方、今期は4億円の黒字転換見通しとなっており、安心感の高まる展開になっているようだ。前期受注高は前期比32%増と大きく拡大しており、今期の黒字転換確度は高いといった見方にも。

<2206> グリコ 5730 -10
相対的に堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を7500円としている。「ポッキー」をコアブランドとした国内外の成長戦略が明快で、価値創造プロセスがうまく進化しており、今後も連続最高利益更新が見込めるため、今後の株価上昇余地は大きいと考えているようだ。今期営業利益は会社計画155億円に対して182億円、前期比28%増を予想。
《XH》

 提供:フィスコ

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