シャープはウリ気配スタート、ディスプレイ市況悪化響き今期最終益予想を下方修正
シャープ<6753>はウリ気配スタート。前週末4日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益は500億円から50億円(前期比93.2%減)に大幅に下方修正したことなどを嫌気した売りが膨らんだ。ディスプレイ市況の悪化や、持ち分法による投資損失の悪化の影響などを業績予想に織り込んだ。売上高の見通しは2兆7000億円(同8.2%増)で据え置いた。
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3.3%増の1兆2579億9600万円、最終利益が同75.7%減の103億4000万円だった。ディスプレイデバイス関連では、スマートフォン向けパネルの減少や大型パネルの価格下落などが収益を押し下げた。堺ディスプレイプロダクト(堺市堺区)の連結子会社化の影響も、営業利益のマイナス要因となった。
出所:MINKABU PRESS
4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3.3%増の1兆2579億9600万円、最終利益が同75.7%減の103億4000万円だった。ディスプレイデバイス関連では、スマートフォン向けパネルの減少や大型パネルの価格下落などが収益を押し下げた。堺ディスプレイプロダクト(堺市堺区)の連結子会社化の影響も、営業利益のマイナス要因となった。
出所:MINKABU PRESS