栗田工が4日続伸、国際宇宙ステーション「きぼう」向け「次世代水再生実証システム」を受注
栗田工業<6370>が4日続伸。前週末2日に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟に搭載する「次世代水再生実証システム」のフライト品の製作を受注したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
同社では、2011年に将来型水再生システムの検討実施に関する共同研究契約をJAXAと締結し、国際宇宙ステーション(ISS)の内部で発生する水分(尿)を回収して、飲用が可能なレベルの水質まで安定的に再生処理する「水再生システム」の要素技術や処理方式などの研究を進めてきた。今回受注した「次世代水再生実証システム」は、イオン交換、電気分解、電気透析の各ユニットからなる水処理装置と制御装置で構成。イオン交換により尿に含まれるカルシウム成分やマグネシウム成分を除去した後、独自の特殊電極を用いて有機物を電気分解し、電気透析によりイオンを取り除くことで、尿を飲料水レベルの水質まで浄化するとしており、16年度をメドにISSに運ばれ、実証試験が行われるとしている。
栗田工の株価は11時12分現在2623円(△41円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
同社では、2011年に将来型水再生システムの検討実施に関する共同研究契約をJAXAと締結し、国際宇宙ステーション(ISS)の内部で発生する水分(尿)を回収して、飲用が可能なレベルの水質まで安定的に再生処理する「水再生システム」の要素技術や処理方式などの研究を進めてきた。今回受注した「次世代水再生実証システム」は、イオン交換、電気分解、電気透析の各ユニットからなる水処理装置と制御装置で構成。イオン交換により尿に含まれるカルシウム成分やマグネシウム成分を除去した後、独自の特殊電極を用いて有機物を電気分解し、電気透析によりイオンを取り除くことで、尿を飲料水レベルの水質まで浄化するとしており、16年度をメドにISSに運ばれ、実証試験が行われるとしている。
栗田工の株価は11時12分現在2623円(△41円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)