貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6356 日本ギア工業

東証S
622円
前日比
-34
-5.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.3 0.84 1.29 18.49
時価総額 88.8億円
比較される銘柄
パンチ, 
北川鉄, 
不二越
決算発表予定日

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<動意株・5日>(大引け)=ファブリカ、木村化、メディアドゥなど

 ファブリカコミュニケーションズ<4193>=ストップ高。きょう午前11時に23年3月期第1四半期の主要KPI(重要業績評価指標)の速報値を発表。SMS(ショートメッセージサービス)ソリューション部門のメディアSMS導入社数が3713社(前四半期比192社増)、U-CARソリューション部門におけるsymphony導入社数が3441社(同116社増)となり、いずれも増加基調が続いたことが好感されている。

 木村化工機<6378>=じりじりと上値追う。上げ幅こそ小刻みながら6月下旬以降は一貫した戻り足をみせており、中長期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を急速に縮小している。化学プラントに強みを持ち、核燃料の輸送容器や濃縮関連機器、放射性廃棄物処理装置などの原発関連装置で高い実績を持つ。原発関連株が相次いで人気化するなか、同社はその一角として投資資金が流入している。日証金では貸株注意喚起銘柄となっており、株式需給面からはショートカバーを誘発しやすい面がある。直近の貸借倍率は0.96倍と売り買いが拮抗している。

 メディアドゥ<3678>=大幅続伸。4日の取引終了後、クレディセゾン<8253>と資本・業務提携したと発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。これによりメディアドゥの電子書店「コミなび」を、クレセゾンの会員向けプラン「セゾンコース」を主軸とする「まんがセゾン」にリニューアルするという。提携に伴い、クレセゾンはメディアドゥの発行済み株式総数の3.2%を上限に市場買い付けにより取得する予定だ。

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>=戻り足加速。6月下旬を境に切り返しに転じているが、きょうは寄り後に上値を伸ばし大陽線で戻り足を強めてきた。世界的なリオープン(経済活動再開)で国際間の旅客需要も復活する傾向にあり、航空機向けスポンジチタンを手掛ける同社株に追い風が意識されている。スポンジチタンの値上げ効果による収益への反映も見込まれ、ここ機関投資家とみられる買いが改めて流入しているもよう。直近では大手証券経由で株式買い増しの動きが観測される一方、外資系証券経由の空売り残急増によるショートカバーも株高を後押ししている。

 日本ギア工業<6356>=物色人気。同社は歯車やその関連装置を製造するが、高い技術力を背景に原発向けバルブ・アクチュエーターで圧倒的な商品競争力を誇っている。ここ、東京電力ホールディングス<9501>を筆頭に原発関連株の一角に物色の矛先が向いているが、同社もその関連有力株として投資資金が流入している。業績は23年3月期の営業利益が前期比2.8倍の3億3000万円と急回復歩調にあるほか、PBRが0.4倍台と株価指標面からの割安感も際立っている。

 ハイデイ日高<7611>=大幅続伸で年初来高値更新。25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を継続している。首都圏を中心に中華料理店を展開するが、業績はコロナ禍から立ち直り回復色が鮮明となっている。4日取引終了後に発表した22年3~5月期業績は経常利益が7億2000万円と前年同期の3900万円から18.5倍に急回復した。3月にまん延防止措置等重点措置が解除されたことに伴い客足が戻り、全体業績に反映された。食材コストの上昇による損益への影響は拭えなかったが、コロナ感染対策の助成金収入などが営業外収益に計上されたことで大幅な増益を確保している。株価はこれを好感する形で上値指向を強めている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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