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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6356 日本ギア工業

東証S
656円
前日比
+16
+2.50%
PTS
650円
21:34 04/30
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.7 0.88 1.22 10.94
時価総額 93.7億円
比較される銘柄
パンチ, 
北川鉄, 
不二越
決算発表予定日

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<動意株・5日>(前引け)=大阪チタ、日ギア、ハイデ日高

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>=戻り足加速。6月下旬を境に切り返しに転じているが、きょうは寄り後に上値を伸ばし大陽線で戻り足を強めてきた。世界的なリオープン(経済活動再開)で国際間の旅客需要も復活する傾向にあり、航空機向けスポンジチタンを手掛ける同社株に追い風が意識されている。スポンジチタンの値上げ効果による収益への反映も見込まれ、ここ機関投資家とみられる買いが改めて流入しているもよう。直近では大手証券経由で株式買い増しの動きが観測される一方、外資系証券経由の空売り残急増によるショートカバーも株高を後押ししている。

 日本ギア工業<6356>=物色人気。同社は歯車やその関連装置を製造するが、高い技術力を背景に原発向けバルブ・アクチュエーターで圧倒的な商品競争力を誇っている。ここ、東京電力ホールディングス<9501>を筆頭に原発関連株の一角に物色の矛先が向いているが、同社もその関連有力株として投資資金が流入している。業績は23年3月期の営業利益が前期比2.8倍の3億3000万円と急回復歩調にあるほか、PBRが0.4倍台と株価指標面からの割安感も際立っている。

 ハイデイ日高<7611>=大幅続伸で年初来高値更新。25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を継続している。首都圏を中心に中華料理店を展開するが、業績はコロナ禍から立ち直り回復色が鮮明となっている。4日取引終了後に発表した22年3~5月期業績は経常利益が7億2000万円と前年同期の3900万円から18.5倍に急回復した。3月にまん延防止措置等重点措置が解除されたことに伴い客足が戻り、全体業績に反映された。食材コストの上昇による損益への影響は拭えなかったが、コロナ感染対策の助成金収入などが営業外収益に計上されたことで大幅な増益を確保している。株価はこれを好感する形で上値指向を強めている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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