テセックが大幅３日続落、２０年３月期業績及び配当予想を下方修正

　テセック<6337>が大幅安で３日続落している。１９日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を４９億円から４１億円（前期比４３．０％減）へ、営業損益を２億８０００万円の黒字から１億円の赤字（前期１２億１４００万円の黒字）へ、最終損益を２億３０００万円の黒字から１億円の赤字（同１０億４７００万円の黒字）へ下方修正したことに加えて、期末一括配当を３０円から２０円へ引き下げたことが嫌気されている。

　年度後半と見込んでいたハンドラの受注・売り上げが回復に至っていないことに加えて、歴史的な株価下落のなか年金資産の評価額低下により退職給付引当コストの増加が見込まれることなどが要因としている。

出所：MINKABU PRESS