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6181 タメニー

東証G
106円
前日比
-3
-2.75%
PTS
106円
22:26 05/16
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.6 18.69
時価総額 27.8億円
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タメニー Research Memo(10):パーパスを定義して中期経営計画再策定に着手


■タメニー<6181>の成長戦略

1. パーパスを定義して中期経営計画再策定に着手
中期成長に向けた基本戦略としては、トレンドや社会変化に即座に対応できる柔軟な事業構造への転換、コロナ禍に負けない企業体質構築を目指している。2022年3月期までは、債務超過を解消するための短期的な業績回復施策として、広告投資抑制や固定費削減などの経営合理化施策を優先したが、2023年3月期以降は高収益体制の確立、プロダクトの競争力強化、財務基盤強化など、中長期視点で成長に向けた経営基盤再整備を推進している。

経営体制の面では、短期業績回復に一定程度の目途が付いたとして、2022年10月1日付で代表取締役の異動を実施した。さらに中長期戦略の要として、パーパス(存在意義)を「創造する力とおもいやり、おもてなしで、人々の心を満たし、活力ある社会の実現を支えます。」と定義した。そして2023年3月期下期に中期経営計画の再策定に着手する予定としている。


経営基盤再整備で中長期成長
2. 経営基盤再整備で中長期成長
婚活・ウェディング市場の事業環境は、生涯未婚率の上昇・婚姻数の減少が続いていることに加えて、コロナ禍に伴うイベント自粛の影響で大幅に悪化した。そして同社の業績も大幅に悪化した。ただし、一方では未婚率の上昇に伴って婚活サービス利用割合が上昇傾向となっている。

同社は結婚相談所を起点として、婚活領域からカジュアルウェディング領域、さらにライフスタイル領域まで一気通貫の高品質・高付加価値サービスを展開し、高い信頼性・ブランド認知度を確立している。さらに、トレンドや社会変化に即座に対応できる柔軟な事業構造への転換も推進している。業績の回復や財務基盤の改善・安定化が当面の課題となるが、同社の特徴・強みを勘案すれば、同社の市場シェア拡大余地は大きく、経営基盤再整備によって中長期的に成長が期待できると弊社では評価している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《SI》

 提供:フィスコ

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