日製鋼は後場マイナス圏に沈む、子会社の新たな検査データ不正が報じられる
日本製鋼所<5631>は後場マイナス圏に沈み4日続落。一時6.8%安の2875円まで売られた。読売新聞オンラインがこの日、同社子会社による鉄鋼製品の検査データ不正に関して「新たに火力発電所のボイラーなどで使われる鋼管でも不正があったことが31日、わかった」と報じており、これが嫌気されているようだ。
同件について、日製鋼は同日発表を行っている。火力発電所向けボイラー用鍛造鋼管(製造期間2014年8月~19年3月)について、顧客との合意仕様に基づき実施すべき「へん平試験」を、過去の実績と評価に基づき、顧客への説明・承認を得ることなく省略していたという。会社側では、「製品の品質・性能に影響する具体的な問題は確認されておらず、業績への影響もない」としている。
出所:MINKABU PRESS
同件について、日製鋼は同日発表を行っている。火力発電所向けボイラー用鍛造鋼管(製造期間2014年8月~19年3月)について、顧客との合意仕様に基づき実施すべき「へん平試験」を、過去の実績と評価に基づき、顧客への説明・承認を得ることなく省略していたという。会社側では、「製品の品質・性能に影響する具体的な問題は確認されておらず、業績への影響もない」としている。
出所:MINKABU PRESS