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5574 ABEJA

東証G
3,355円
前日比
-30
-0.89%
PTS
3,370円
21:42 05/10
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
96.3 8.04 1,077
時価総額 307億円

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ ABEJA


●ABEJA <5574>  【目標株価】6000円(9日終値3920円)

「マド埋め完了からの切り返しに期待」

 ABEJA <5574> [東証G]は独自開発の人工知能(AI)プラットフォームを活用し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを支援する。昨年6月13日に東証グロース市場に新規上場したニューフェースでAI関連の新星として成長期待が強く、上場後間もない同月22日に1万300円まで買われた経緯がある。

 その後は調整局面に入り、昨年11月下旬以降は急速に株価水準を切り下げる展開を強いられたものの、売り物が枯れた今年1月下旬を境に投資マネーの攻勢が再び顕著となった。政府が国産生成AIの開発力強化に本腰を入れる構えで、基盤モデルを開発する国内7事業者(企業や大学などの研究機関)を対象に80億円あまりを拠出し支援する方針を打ち出したことが報じられているが、その中に同社が含まれていることで人気に拍車がかかった。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発』に、同社が提案した『LLMの社会実装に向けた特化型モデルの元となる汎化的LLM」が採択されるなどその実力がいかんなく発揮されている。

 業績は23年8月期に営業黒字転換を果たし、24年8月期も営業利益は前期比12%増の4億5000万円を見込む。人件費などの先行投資負担で利益の伸びは鈍化しているもののトップラインの伸びが顕著で、前期比25%増収を見込む今期に続いて25年8月期は2割前後の増収を確保し40億円大台を突破しそうだ。つれて利益面でも回収期に入り、成長力を開花させる可能性がある。株価面では直近の戻り相場でマドを2つ開けて強力な上昇波を形成したが、空売りも高水準に呼び込み目先は2つ目のマドを埋め切った。ここは再び買い場が提供されている公算が大きく、大勢3段上げに期待が高まる。

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